SEO内部施策・キーワード設計

SEOの土台づくりは「わかりやすく、つながりやすく」が基本
ホームページやサービスサイトを作っても、検索してもらえなければ、多くの人に見てもらうことができません。
だからこそ大切になるのが「SEO(検索エンジン最適化)」です。
その中でも「内部施策」や「キーワード設計」は、言ってみれば“家の土台”のようなもの。デザインや見た目がいくら立派でも、土台がしっかりしていないと、誰にも見つけてもらえなかったり、すぐに帰られてしまったりします。
私たちがサイトを作るときにまず心がけているのは、ユーザーが「探している情報」に、できるだけ早く、わかりやすくたどり着けることです。
そのためにやっているのが、次のような内部の工夫です。
1. わかりやすい構成で「迷わない」サイトにする
訪問者が「何を見ればいいのか」「どこをクリックすればいいのか」がわからないと、すぐに離脱してしまいます。
そのため、サイトのメニューや見出しはできるだけシンプルに、整理整頓された構成にします。具体的には:
・ページのタイトル(titleタグ)を内容に合わせて適切につける
・「見出し(H1〜H3)」を使って、ページの内容を段落ごとにわかりやすくする
・「パンくずリスト」や「内部リンク」で、他のページにもスムーズに移動できるようにする
これらは、検索エンジンにも「このページはこういう内容ですよ」と伝える役割があります。
2. キーワードは“自分の言葉”で検索する気持ちで選ぶ
「キーワード設計」と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、簡単に言うと「お客様がどんな言葉で検索してくるかを予想して、先回りして準備すること」です。
たとえば「ホームページ 制作」というキーワードだけでは情報がざっくりしすぎていて、競合もたくさんいます。
でも「美容室 ホームページ 制作 費用」とか、「小規模事業者 ホームページ 制作 事例」など、具体的な悩みや目的に合わせた言葉で考えると、検索してくる人と“ぴったりマッチ”しやすくなります。
私たちはこの「キーワードの深堀り」を丁寧に行い、メインのページだけでなく、関連する記事や説明ページも一緒に整えていきます。これを「ロングテールSEO」と呼びます。
3. “検索される仕組み”をコツコツ整えていく
検索順位は、1日で上がるものではありません。
でも、検索エンジンは“しっかりした構成”や“役に立つ内容”を地道に評価してくれるので、コツコツ整えていけば、半年後・1年後にじわじわと成果が見えてきます。
たとえば、
・各ページの説明文(meta description)をわかりやすく書く
・画像にも「alt属性」をつけて、どんな画像か伝える
・モバイルでも読みやすいデザインにする
・ページの表示速度を早くする
などの細かい工夫が、実はとても大切です。
SEOは“テクニック”ではなく、“伝えたい相手に届くための工夫”。
私たちは、「検索されやすい」「見やすい」「使いやすい」を兼ね備えたサイトを、一緒に作っていくことを大切にしています。