CMS構築・WordPress開発

「使いやすさ」と「カスタマイズ性」の両立を目指して
WordPressをはじめとするCMSの魅力は、「非エンジニアでも扱える操作性」と「システム開発レベルでのカスタマイズ性」の両立にあります。私たちはその両者のバランスを保ちながら、クライアントの業務フローや情報管理の効率化を目指したCMS設計を行っています。
導入前のヒアリングでは、Webサイトに求められる機能だけでなく、運用体制や更新頻度、今後の展開まで含めて確認。たとえば「複数の担当者がページを編集する」「更新時にミスが起きやすい」「過去記事の管理が煩雑になっている」などの課題があれば、それをシステム構成でカバーできるように設計します。
また、WordPressではプラグインによる機能拡張も便利ですが、必要以上に多用するとサイトが重くなったり、脆弱性が生まれたりする原因にもなります。そのため、不要な機能は削除し、必要な機能は軽量にカスタム開発することで、使いやすさとセキュリティの両立を図ります。
CMS導入後には、簡単なマニュアルや操作研修も提供しています。運用担当者が「これならできそう」と感じていただけるUI設計と、見た目そのままで編集できるビジュアルエディタ(Gutenbergやカスタムブロック)の活用で、日常的な情報更新のハードルを下げています。
使いやすいだけでなく、長く使えるCMS。それが私たちのWordPress開発の目指すゴールです。
WordPressは「運用する人」のための設計から始める
私たちがWordPress構築を行う際に最も大切にしているのは、「使う人の立場で考える」という視点です。どんなに高機能であっても、実際に触る人にとって難しければ、結局は更新が滞り、Webサイトの価値は下がってしまいます。
まず、管理画面の設計には徹底的にこだわります。不要なメニューや複雑な入力項目を減らし、「誰が見ても迷わず使えるUI」に整えます。入力フォームや投稿画面も、わかりやすいラベルやプレビュー機能を加えることで、初めて触る人でも安心して更新できるように設計します。
また、運用チームのスキルレベルに合わせて、段階的なカスタマイズも可能です。最初はシンプルな構成で始めて、運用が安定してきた段階で機能拡張を行うなど、柔軟な成長設計ができるのもCMSならではの強みです。
更新作業の属人化を防ぐため、ユーザー権限の設計やログ記録機能の導入、公開前のレビュー機能なども積極的に組み込みます。社内の情報発信体制をWebにうまく落とし込むことができれば、日々の発信スピードが格段に上がります。
Webサイトは、構築後の運用こそが最重要です。だからこそ、私たちは“運用者ファースト”のCMS設計を心がけています。