美容室の集客方法9選|新規とリピートを増やす順番【2026年版】
「新規のお客様がなかなか増えない」
「予約サイトの掲載料や広告費はかさむのに、リピートにつながらない」
美容室(美容院)の集客がうまくいかず、悩んでいる方は多いはずです。
美容室の経営層を対象にした調査では、倒産リスクを「感じている」との回答が43.9%にのぼりました(株式会社LiIBe「美容室の倒産リスクに関する実態調査」)。経営課題をたずねた別の調査では、1位が「集客」で68.3%を占めています(株式会社LiIBe「美容室の経営課題への取り組みに関する調査」)。
集客の立て直しは、多くのお店で後回しにできないテーマです。
この記事では、予約導線改善やLP制作・広告運用に携わるミライズアークが、美容室の集客方法を新規獲得とリピート定着に分けて整理し、何から手をつければよいかを解説します。
この記事でわかること
- 美容室の集客方法は大きく9種類あり、費用・即効性・向いている店で選び対応すると、限られた予算でも無駄が出にくくなる
- 新規客を増やす施策とリピートを増やす施策は狙いが違うため、分けて設計したほうが成果が出やすくなる
- まず何から始めるかは自店のタイプで決まり、迷ったときはGoogleビジネスプロフィールの整備と次回予約の提案から着手する
何から手をつけるべきか迷う場合は、予約導線やホームページの現状を確認するところから始めてみてください。
自店に合う進め方を知りたいときは、無料の個別相談もご利用いただけます。
美容室の集客方法をまとめて比較
美容室の集客方法は、大きく「新規客を増やす方法」と「リピーターを増やす方法」に分かれます。まずは全体像を一覧で確認し、そのうえで自店に合うものから手をつけると迷いません。

新規客とリピート客では、狙いも打ち手も異なります。
新規客は、予約できる受け皿(ホームページ・予約ページ)を整えてから、MEO・SNS・SEO・広告・チラシ・紹介などで入り口を増やしていくのがおすすめです。
一方のリピート客は、次につなげる仕組みづくりが有効です。
美容室の集客が伸び悩むときによくある状態

集客の量を増やす前に、次の3つに当てはまっていないかを確認しましょう。当てはまる項目が多いほど、後述の集客方法の効果が出やすくなります。
- 新規の入り口が予約サイト1つに偏っている:掲載順位や広告費に左右され、集客が不安定になります。値引きをしないと新規客が取れず、指名予約や自店予約にも誘導しにくい状態です。
- 強みやコンセプトが言葉になっていない:「他店ではなく自店を選ぶ理由」を1文で言えないと、新規客には価格や立地でしか比べてもらえません。
- 来店後に客に連絡する手段がなく、失客している:新規客を集め続けても、続かなければ売上は積み上がりません。実際、先の倒産リスクの調査でも、利益を圧迫する最大の要因は「来店客数やリピート率の低下」でした(61.2%)。
3つのうち複数に当てはまる場合は、集客の量を増やす前に、受け皿とリピートの仕組みを先に見直すことを優先させてください。同じ集客数でも予約が伸びやすくなります。
新規客を増やすオンラインの集客方法

新規客をオンラインで増やす方法は、大きく5つあります。
ホットペッパーなどの予約サイトは補助輪として使う
ホットペッパービューティーなどの予約サイトは、自店の予約ページが整ってから使うと、費用を活かしやすくなります。
予約サイトの役割は「自店を知らない人に見つけてもらうこと」です。ただし、予約サイトの掲載順位は広告費や競合次第で変わるため、ここだけに頼ると集客が不安定になります。
- 掲載プランは、費用と実際の予約数のバランスを見て決める
- 予約サイト経由のお客様が2回目に来た割合(リピート率)を毎月確かめる
- クーポン目的の客が多い場合は、次につながるメニュー設計を見直す
掲載費の考え方や、予約サイト経由の客を自店予約へ移していく手順は、ホットペッパー集客の記事で詳しく解説しています。
MEOで地図と検索から見つけてもらう
「地域名+美容室」で検索する人や、地図アプリで近くの店を探す人に向けては、Googleビジネスプロフィールを整えます。 Googleは、完全で正確な情報がそろっているほどローカル検索で表示されやすいとしており、表示順位は検索語との関連性・距離・知名度などで決まると説明しています(Google ビジネス プロフィール ヘルプ)。
- 店名・住所・電話番号・営業時間・予約リンクを正確に入力し、最新に保つ
- 業種は「美容院」「サロン」など、当てはまる中でいちばん具体的なものを選ぶ
- 外観・内観・スタイル写真を定期的に追加する
- 届いたクチコミには、高評価のものにも低評価のものにも返信する
店名・住所・電話番号は、ホームページや予約サイトでも表記をそろえておくと、利用者が迷いません。まずはこの基本を行うことで、検索での見え方は安定します。
Instagram・TikTokで世界観を伝えて指名につなげる
InstagramやTikTokは、施術の仕上がりやお店の雰囲気を見せて、「この人に切ってほしい」と思ってもらう場です。 料金や場所で比べる検索とは違い、世界観で選ばれるのがSNSの特徴になります。
- ビフォーアフター:得意なカラーやスタイルが一目で伝わる
- スタイリング動画:手ぎわや仕上がりの再現性が伝わる
- スタッフの人柄:担当者への指名につながる
投稿は、週に2〜3回など続けられるペースを決めて行いましょう。サロン利用者への調査では、10〜30代はInstagramやTikTokをきっかけに来店する人が多いと報告されています(株式会社クロス・プロップワークス調べ)。
若い世代を狙うお店ほど、SNSでの発信は有力な選択肢になります。
SEO・ホームページで地域名や悩み検索の需要を受ける
ホームページは予約の受け皿になるだけでなく「渋谷 美容室」「白髪ぼかし ○○市」のような検索から新規客を呼び込む役割ももちます。
予約サイトやSNSと違い、一度上位に表示されると広告費をかけずに流入が続くのが特徴です。
- 店舗ページ:エリア名+美容室で検索する人向けに、場所・料金・予約導線を整える
- 施術ページ:「縮毛矯正」「白髪ぼかし」など、得意な施術ごとにページを分けて解説する
- 記事コンテンツ:「○○市 美容室 選び方」など、来店前に調べる悩みに答える
成果が出るまで数か月かかるため、すぐに新規がほしい時期は予約サイトや広告と組み合わせます。中長期で自社集客を育てたい店に向いている施策です。
ホームページを作ったのに集客につながらない原因は、ホームページで集客できない原因の記事にまとめていますので、あわせてご覧ください。
Web広告は予約導線を整えてから出す
Web広告(Instagram広告・リスティング広告など)は、遷移先のページが予約につながる状態になってから出すと、費用対効果が上がりやすくなります。
広告は人を集める力が強い一方、受け皿が弱いと実際の予約は伸びません。
- 遷移先は、1画面ずつ読み進められるLP(予約に的をしぼった1枚のページ)にする
- 「悩み → 施術例 → 料金 → 予約」の順に見せ、どの画面からも予約に進めるようにする
- 広告予算は、1件の予約にかけてよい金額(目標CPA)を決めてから設定する
スワイプで読み進めるLPの実例は、スワイプ型LPの事例記事で紹介しています。
新規客を増やすオフラインの集客方法とアイデア

オンライン集客の時代とはいえ、商圏内の人に直接知らせる方法や、来店のきっかけをつくるオフラインでの工夫は今でも欠かせません。3つに分けて説明します。
チラシ・看板で近隣に知らせる
チラシと店頭の看板は、どちらも「お店の近くを通る人」に直接知らせる方法です。
チラシは、お店から歩いて来られる範囲にしぼって配ると、費用のわりに効果が出やすくなります。広い範囲へ一度配るより、同じエリアに2〜3回届けるほうが記憶に残りやすいです。
看板やのぼりは、通りに面したお店で効果があります。外から「何をしてくれて、いくらかかるか」が分かると、通りがかりの人が入りやすくなります。
- チラシの配布範囲は、お店から半径1〜2km程度に限定する
- チラシには初回クーポンより「どんな悩みに強い店か」を大きく載せる
- 予約用のQRコードと電話番号を、目立つ位置に必ず入れる
- 看板には料金の目安と当日の空き状況を、外から読める位置に出す
配ったあとは、来店客がどのエリアから来たかを記録し、反応のよかった範囲にしぼっていきます。
既存客の紹介を仕組みにする
紹介で来られたお客様は予約につながりやすい一方で、周囲に「よかったら紹介してください」とお願いするだけでは、なかなか動いていただけません。
そこで、紹介したくなる理由と、人に渡しやすい「アイテム」を用意しておきましょう。
- 紹介した方と紹介された方の両方に、特典を用意する
- 名刺サイズの紹介カードを作り、会計のときに手渡す
- カードに「こういう悩みのある方に向いています」と一言添える
満足されたお客様がすすめやすい形にしておくと、広告費をかけずに新規が少しずつ増えていきます。
初回メニューと投稿特典で新規を後押しする
初回限定メニューは値引き自体が目的ではなく、次回も来ていただくきっかけをつくることが目的です。
値引き幅を大きくしすぎると、割引のときだけ来店する客が増え、通常価格のリピートにつながりません。
- 施術の最後に、次回のおすすめ時期を具体的に伝える
- 次回予約をその場で取った方には、小さな特典をつける
- 平日の空いた時間帯に限定した割引枠を用意し、常連の予約は圧迫しない
SNS投稿には、任意で軽い特典を設ける方法もあります。
ただしGoogleマップの口コミについては、割引や無料サービスなどのインセンティブと引き換えに投稿を求めることは禁止されています。
口コミは、会計時に一言お願いする、QRコードで案内する程度にとどめ、対価はつけないことに留意してください。
リピーターを増やす美容室の集客方法

新規客を集める努力と同じくらい、来ていただいたお客様に「また来たい」と思っていただく工夫が必要です。
先の倒産リスクの調査では、利益率を上げるために強化すべき業務の1位に「顧客定着化業務(リピート率を上げる取り組み)」が挙がっています(35.5%)。
下記で、リピーターを増やす2つの取り組みを説明します。
その場で次回予約を提案する
リピートを増やすうえで、まず取り組みたい施策の1つが、会計のときに次回の予約をその場で取っていただくことです。
帰宅後に思い出して予約するより、満足度が高いその場で決めていただくほうが、予約が入りやすくなります。
- 「次は◯週間後ごろが、きれいに保てます」と時期を具体的に伝える
- 予約表を一緒に見ながら、候補の日時を2つ3つ挙げる
- その場で予約された方には、次回使える小さな特典を添える
次回予約が習慣になると、予約表に先の予定が並び、月ごとの売上が見通しやすくなります。
前回来店日をもとにLINEで連絡する
次回予約を取れなかったお客様には、一人ひとりの前回来店日を基準に、来店周期に合わせてLINEで連絡すると、リピートにつながりやすくなります。
全員へ一斉配信を頻繁に送るのではなく、その人にちょうどよい時期に届けるのがポイントです。
| 前回来店からの期間 | 送る内容 |
|---|---|
| 3〜4週間後 | 前回の施術のその後の様子をたずねる一言 |
| 5〜6週間後 | 次回のおすすめ時期と、予約リンクの案内 |
| 8週間以上 | 期間限定メニューなど、来店のきっかけになる案内 |
配信は多くても週1回程度にとどめ、近況をたずねる連絡をあいだに挟みます。
さらに、通常の来店周期の1.5倍を超えても連絡がつかないお客様は、「要フォロー」として毎月リストにします。
割引ではなく「その後、髪の調子はいかがですか」と近況をたずねるのがコツです。
2回連絡して反応がなければ、無理に追わず記録だけ残します。完全に離れてしまう前に声をかければ、戻っていただけることもあります。
予約が入らない原因の見つけ方は、サロンの予約が入らない原因の記事で解説していますので、あわせてご覧ください。
美容室のタイプ別「何から始めるか」

集客方法は多いため、自店の状況に近いところから手をつけると迷いません。よくある4つのタイプ別に、最初の一手を整理します。
| 現在の状況 | まず始めること |
|---|---|
| 1人で経営していて時間がない | Googleビジネスプロフィールの整備と、会計時の次回予約提案の2つに絞る |
| 新規がそもそも少ない | 予約できるホームページを整え、MEOとInstagramで入り口を増やす |
| 新規は来るがリピートしない | 初回メニューの内容、次回予約の提案、LINEでの連絡を見直す |
| 広告費・掲載料を減らしたい | SEO・ホームページと紹介の仕組みを育て、予約サイト依存を下げる |
どのタイプでも、予約が完了する受け皿(ホームページ・予約ページ)を整えることが前提になります。
受け皿が弱いまま集客だけ増やしても、予約は伸びにくいためです。
美容室の集客を無理なく続ける進め方

集客の打ち手を続けるには、振り返る数字をしぼり、任せ方や費用のかけ方も整えておくと負担が減ります。ここでは3つの観点から整理します。
追う数字を3つにしぼる
振り返りで見る数字は「新規数」「リピート率」「失客率」の3つに絞れば十分です。 数字が多すぎると記録が続かず、結局どれも見なくなります。
| 指標 | 意味 |
|---|---|
| 新規数 | その月に初めて来店した人数 |
| リピート率 | ある月に初回来店したお客様のうち、一定期間内に2回目へ来た割合 |
| 失客率 | 前回来店から3か月以上空いている常連の割合 |
リピート率は、「1月に初来店した人」をひとまとまり(コホート)として追いかけ、そのうち何人が3か月以内にもう一度来店したかで見ると、来店周期のばらつきに左右されにくくなります。
毎月この3つを記録し、数字に応じて対策を考えていきましょう。
制作から運用まで窓口をひとつにする
ホームページ・LP・SNS・広告を別々の相手に頼むと、連携が取りにくく、改善に時間がかかります。
例えば広告の反応が悪いとき、原因が広告の出し方なのか遷移先のページなのかを切り分けるには、両方を見られる存在がいると早く進みます。
- 広告とページの両方を同時に直せるため、改善が早い
- 窓口が1つで、指示や確認のやり取りが減る
- 全体の費用と成果を、まとめて把握できる
株式会社ミライズアークは、ホームページやスワイプ型LPの制作から広告運用・改善までを一貫して引き受けている会社です。集客の困りごとの相談を無料でお受けしていますので、お気軽にお問い合わせください。
AIの部分活用で費用を抑える
「外部に相談したいが費用がかかる」という理由で手が止まっているお店には、AIを部分的に取り入れて費用を抑える進め方もあります。
冒頭で触れた経営課題の調査でも、集客の施策に踏み切れない最大の理由は「コストがかかること」でした(27.6%)。
弊社ミライズアークでは、人の判断が必要な部分はプロが担当し、それ以外の作業でAIを部分的に活用することで、制作や運用にかかる手間を抑えています。
そのぶん費用を抑えながら、予約につながる集客に取り組めるのが特徴です。
美容室の集客に関するよくある質問
美容室が潰れる前兆にはどのようなものがありますか?
新規のお客様が減り続けること、常連の来店間隔が少しずつ空いていくこと、予約サイトの掲載料や広告費だけがかさんでいくことが、よく挙げられる前兆です。毎月の新規数・リピート率・失客率等数字を記録しておくと、早い段階で変化に気づけます。
美容室でよくある失客の理由は何ですか?
技術面そのものよりも、来店体験の悪さや連絡の途切れが主な理由として考えられます。具体的には「予約が取りにくい」「来店後に連絡がなく忘れてしまった」「担当者が代わって不安になった」などです。
次回予約の提案や来店周期に合わせた連絡で、防げる失客もあるといえます。
1人で経営する美容室はどのように集客すればよいですか?
時間が限られるため、手段をしぼる必要があります。
まずはGoogleビジネスプロフィールの整備と、既存のお客様への次回予約の提案・LINEでの連絡体制の整備から着手すると、リピートを増やしやすくなるでしょう。
新規集客をめざす場合は、SNSを1つだけ選び、無理のない頻度で続ける形が現実的です。
美容室の集客は自店のタイプに合う方法から始めよう

美容室の集客方法は多くありますが、まず「新規客の獲得」と「リピート客の定着」に分けて考えます。
新規客は、予約できる受け皿(ホームページ・予約ページ)を整えてから、MEO・SNS・SEO・広告・チラシ・紹介で入り口を増やしていきましょう。
リピート客は、次回予約の提案とLINEでの連絡、失客しないための早めのフォローでつなぎとめます。自店の課題に合う施策から着手するのがスムーズです。
制作から広告運用、その後の改善までをまとめて任せたい場合や、費用を抑えて進めたい場合は、一度ご相談ください。
▼ ホームページ・スワイプ型LPの制作から広告運用まで、まとめて相談できます
この記事で参照した調査・資料
- 株式会社LiIBe「美容室の倒産リスクに関する実態調査」(2026年5月):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000087022.html
- 株式会社LiIBe「美容室の経営課題への取り組みに関する調査」(2025年12月):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000087022.html
- 株式会社クロス・プロップワークス「サロン集客の新常識!『SNSきっかけ来店』のリアル大調査」(2025年8月):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000173.000071371.html
- Google ビジネス プロフィール ヘルプ「ローカル検索結果でのビジネスの掲載順位を改善する」:https://support.google.com/business/answer/7091
| この記事を書いた人|株式会社ミライズアーク 「伝えたい価値に、最適なカタチを。」をテーマに、Web制作・スワイプ型LP制作・広告運用・マーケティングコンサルティングを手がける制作会社です。 ホームページやLPの制作から広告運用・改善までを一気通貫で支援し、プロの制作とAIの部分活用を組み合わせることで、費用を抑えながら成果につながる集客をサポートします。 美容室・サロンをはじめ、SNS広告の成果や予約導線に悩む個人事業主・中小事業者の集客支援を得意としています。 ▶ サービス・実績はミライズアーク公式サイトへ |

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